W124 ボンネットインシュレータ交換
2013-06-10
車検でW124のE320ワゴンが入庫致しました。
点検整備をしようと、まずボンネットを開けたら、インシュレーターがボロボロになってはがれておりました。
ボンネットインシュレーターはエンジンの熱や音を吸収するという、地味な役割を受け持つ部品ですが、熱の多いメルセデスエンジンには不可欠なものです。
こんなにはがれていては、ベルトやファンに引っかかったりしそうで危険です。
純正部品はスポンジの様な素材を使われているので、10年程度の経年変化でどうしてもボロボロになってしまうのです。
今回は社外品の「ファイバーテックスインシュレーター」を使うことになりました。
これはグラスファイバーの中綿を使用したもので、遮音性、耐熱性、共に純正と遜色無く、経年変化にも強いというなかなかの優ものです。
しかもこの「ファイバーテックスインシュレーター」は、純正よりもずいぶん安いんです。
古いインシュレーターを剥がす際には、沢山の粉がエンジンルームに落ちるので、マスキングで充分にカバーをする必要があります。
交換後の状態
色も白っぽいので、エンジンルームが明るく見えます。
スッキリと綺麗になりました。
一昔前と比べると、このw124が走っている姿を見ることも、めっきり少なくなりました。
先日の車検で入庫したE220ワゴンと比べると革シートやサンルーフなど、上質な装備や大きなエンジンが魅力のE320です。
225馬力の直列6気筒のM104エンジンを搭載していたE320ワゴンも、現行ではE350と少し名を変えエンジンも306馬力になり、車重も200キロも増えて、一回り大きくなりました。
とはいえ、まだまだW124も現役で走れます。正しいメンテナンスを続けて、永く乗っていきましょう。
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