Googleと自動車
2015-06-24
インターネットの中でよく使う様になった「Google MAP」。
進化を続けるストリートビューの機能にはいつも驚かされます。
道があるところであれば、ほぼどこでも見られるようになり、最近ではエベレストなどをはじめとした著名な山やお店の中までも見れるようになりました。
私はドライブ好きであり「道フェチ」でもありますので、昔旅行などで通った道などを見たりして楽しんだりもします。
バンクーバーでメカニックをしていたときに2年間通勤で渉っていたライオンズゲートブリッジ。雲の上に浮いているような入り江の朝靄や、きれいな夕闇など、車窓からの景色は運転中なのでなかなか写真に収めることも出来ず、思い出にとどまっていますが、こうしてGoogle MAPのおかげで思い出すことが出来ます。
車でのアメリカ横断の途中走ったモニュメントバレーへの道。
最高にわくわくして、赤土のだだっ広い大地でインディアンと馬に乗ったのもの良い思いでです。
そんな擬似旅行体験もさせてくれるグーグルマップですが、先日初めて撮影車両を目撃し、とっさに携帯で撮影。
撮影した当の私自身も、グーグルマップで見つけられるのでしょうか?
そんなGoogleですが、自動車業界を大きく変えようとしています。
そう、メルセデスも取り組んでいる「自動運転車」です。
富裕層向けのコンテンツとして進めているメルセデスに対し、Googleはもっと一般層に近い存在になりそうです。
開発スピードも早く、2017年には販売されるという話もあります。
もうそんなに先の話ではありません。
iPhoneのデビューからスマホが普及したスピードを考えると2030年頃にはずいぶんと自動運転車は増えていることでしょう。
自動運転車は、自動車業界にとっても大変革であり、カーシェアリングが拡大し、自動運転車の普及が進めば、自動車を個人所有する人は減少し続けるでしょう。
タクシー業界は勿論打撃はあるでしょう。
また、大手メーカーが自動運転車を大量に保有、運営をし、メンテナンスなどの自動車にかかわる業務も、大きなセンターで集中的に行われることになると、われわれのような小さなお店にも少なからず影響があるでしょう。
まだ先の話とはいえ、そうなるであろうのお話。
運転が大好きな自分にとっては、それこそ本当はマニュアルミッション車がほしいくらいで、自動運転車を保有することはおそらく無いと思いますが。。