寝台列車
2015-11-18
先週、鳥取県に出張に行ってまいりました。
鳥取県でも割りと岡山よりの場所だったために、Door to Doorで考えると、羽田から米子への飛行機と電車を乗り継いで行くのと、新幹線と特急電車で行くのに時間の差がないことがわかりました。
とはいえ、眠い目を擦りながら始発に飛び乗り、朝一番の新幹線に乗ってもお昼頃に現地着。
ということで少し探してみると、ありました。
「サンライズ出雲」
今では数少なくなった寝台列車です。
東京駅を22時に出て、現地には翌朝8時頃に到着という、活動時間の確保と十分な睡眠を兼ね備える最高のプランです。
そもそも、僕が小さい頃は電車が好きで、よく時刻表を読んでいたもので、当時ブルートレインに深い憧れを持っていました。
東京-鹿児島間を走る「はやぶさ」や、大阪-札幌間を走る「トワイライトエクスプレス」など、いつかは乗ってみたいと思っていました。
時代の流れとともに、随分と寝台列車は少なくなくなってしまいました。
当日、同僚と待ち合わせの東京駅。
二人ともワクワクしすぎて集合時間の15分前に到着し、お酒とおつまみを買い込み、乗車。
ご年配の夫婦なども楽しそうに、車内をみて回っています。
乗りなれていてすぐ寝る方、ホームに手を振る人、早速お酒を呑んでいる人、パソコンをさわる人。
シャワーもあります。
本当はサンライズツインというお部屋がよかったのですが、残念ながら満席で、
シングルツインという上下にベットが並ぶ個室のお部屋になりました。
下の段のベッドは、向かい合わせのソファーになって、壁からテーブルも出てくるので、楽しくお酒が飲めました。
身長180センチ超えの男二人では窮屈かとも思いましたが、すぐに慣れました。
睡眠時間を確保、といいつつも、結局「浜松」という文字が車窓に流れるところまでは見た気がします。
朝、目覚めると天窓に上下に動いて見える電線と、流れる景色。
根ぼけ眼にみた情景は、今まで見たことのないアングルで、心地よい時間でした。
皆さまも、出張やご旅行の際は「寝台列車」というルート案もひとつ考えてみてはいかがでしょうか。
JR西日本 サンライズ瀬戸・出雲WEBサイト
https://www.jr-odekake.net/train/sunriseseto_izumo/