GLKと旧車
2015-08-05
GLK300が入荷いたしまして、本日名義変更に行ってまいりました。
2008年から発売が開始された「GLK」はメルセデスのラインナップとしては比較的新しいモデルです。
とはいえ、この「GLK」名称が「GLC」に変わっていきます。
何で名前は変わるのかということは。、以前ブログにも書きました。
http://www.ahy.jp/blog/others/2528.html
実際、私もGLKにはじめて乗りました。
コンパクトなSUVで、乗用車のように乗り降りもしやすいです。
最近のメルセデスの豊富な車種ラインナップは、それこそユーザーのライフスタイルが多様化している、との現れでしょう。
ところで、車検場、もとい、陸運支局に行くと、たくさんの車がいます。
普段街中で見かけることの少ない車も、よく見かけます。
車の登録や名義変更、車検など、ユーザーが車に乗る頻度とは関係無しに、この陸運支局には車が集まります。
本日1時間程度、陸運支局にいて見つけた車たち。
ハチロクのトレノです。私も二年間乗っておりました。
今思うと、運転の楽しい車でした。
R32のスカイラインGTRです。
この車の高いポテンシャルやレースでの衝撃たるや。
憧れの車でした。
ピンボケしてしまいましたが、アストンマーチンの、おそらくDB6.
この辺の60年代後期の自動車は、欧州車も米国車も日本車も、バイクですらかっこいいものが多いです。
さすがはアポロが月に降り立つ輝かしい時代ですね。
この車は、何なんでしょうか。
30年代か40年代のロールスロイスです。
直線と曲線の組み合わせ。輝くクロームパーツ。
威風堂々。
自動車に関する日本の税制度や車検制度は、クラシックカーを維持することにはやさしくありません。
本当に車が好きな人でなければ、維持は難しいのが現実です。
そういった意味でも、クラシックカーを持つ人には特別な尊敬の念を持っています。
以前お客様で、1969年式の7000ccのV8に乗っているカメラマンの方がおりました。
もちろん税金も高ければ整備費用も高ければ、何より燃費の悪さといったら、現代では考えられないリッター2とか3キロという世界。
いろいろ大変ですね、、と聞くと、
ドロドロドロー、っと排気音を出して走れば、子供は大喜びで、目で車を追い、歓声を上げる。
俺がこういうかっこいい車に乗るのは、そういう役目だと思ってる。
素敵な回答でした。
もし、私が子供の頃に、世の中にハイブリッドカーしか走っていなかったとしたら、たぶん私はメカニックになっていなかったでしょう。
いいんです。
燃費が悪くても。
税金が高くても。
古い車でも。
その車が好きならば。
それが男の子にとっては、馬であり、刀みたいなものですから。
クレシェンドでは、新車も古い車も、クセのある車も、お客様の「愛車」を大切に致します。