アジアハイウェイ
2014-08-06
都内を走っていると、気になる看板を見つけました。
写真は東名高速道路、東京インターですが、
AH1 ASIAN HIWAY
「AH1 アジアンハイウェイ」とあります。
拡大すると、
この看板、先日大阪の吹田ジャンクションでも見かけました。
ドライブ好きの筆者には、こういう発見はたまりません。
その昔、レンタカーを借りて、アメリカの西海岸サンタモニカからニューヨークまで10000キロの単独ドライブをした頃がありますが、どこまでも続く、古きよき「ルート66」を通って旅をすることは小さい頃からの憧れでした。
看板を見て、この道をまっすぐ行けば、どこそこまで行けるのかと想像すると、ワクワクするのです。
アジアハイウェイAH1を調べてみると、それは実に東京からトルコとブルガリアの国境まで続く、総延長2万キロを超えるアジアを端から端まで横断する、壮大なハイウェイでした。
東京日本橋を出発し、九州の博多港まで。
そこから航路に切り替わり、韓国釜山で再び陸路へ。
北朝鮮、中国、ベトナム、タイを通りインドへ。
さらにパキスタン、アフガニスタン、イランを経由し、トルコまで。
なんと首都高も東名高速道路も、ヨーロッパの入り口まで続いているのです。
普段何気なく通っている道路。
看板ひとつで、なかなかロマンを感じられるものです。