メルセデスエンジン
2014-04-05
2014年のF1が開幕して2戦が終わったところで、今年はメルセデスと独走では、と言われるほど、群を抜いたパワーと信頼性を発揮しているメルセデス。
メルセデスファンにはたまらないシーズンとなりそうです。
今年は、ただパワーがあればよいと言う時代ではなく、電気モーターによるエネルギー回生システムのできばえや、厳しい燃料制限によるパワーと燃費のバランスなども重要になっており、市販車へのフィードバックが可能な技術が多いF1はまさに走る実験室。どんどんとトライをしていただきたいものです。
そんな世界的ブランド力と技術力を誇るメルセデスAMGのターボエンジンが、日産のスカイラインにも搭載されるというニュースが飛び込んでまいりました。
日経新聞によると、メルセデス製ターボエンジンが年内にも日産のスカイラインに供給されるという。
2014年よりF1で使用されている1.6Lターボではなく、2Lターボエンジンだそうです。
スカイライン、2リッターターボ、と言えば、鉄仮面の愛称も付いた「スカイラインRSターボ」。
L型エンジンやRBエンジンなど、6気筒のイメージが強いスカイラインですが。久々の4気筒ターボです。
ダイムラーとルノー・日産連合は2010年に資本提携、ダイムラー傘下の三菱ふそうとトラックやバスの相互供給は行われていたようですが、今回は主力車種、しかも高級車でのエンジン供給となります。
メルセデスエンジンを搭載する新型スカイラインは栃木工場で生産され、海外では「インフィニティ Q50」として販売。
日産と言えばルノーのイメージが強いですが、F1ではルノーとメルセデスは宿敵ともいえる間柄。
F1観戦者としては、戦いはよりアツく激しいほうがたのしい楽しいのですが。
日産もがんばってほしいです。